総体 ・ 総体的にバランスの整った姿である魚。
・ 力強さや派手さの中に、気品や風格を持つ魚。
・ 第一印象が良い魚。
・ 肥満魚や未熟魚でなく正常に成育した魚。
頭(カシラ) ・ 胴の発達に見合うだけの大きさがある頭。
・ 長い目先を持つ頭。
・ 広い目幅と平行に並んだ眼球を持つ頭。
・ 深いエラ蓋を持つ頭。
肉瘤 ・ 前方だけでなく横にも張り出したフンタン。
・ 当歳時は鰓蓋の肉瘤が発達していないもの。
・ 肉瘤で眼が隠れているようでは評価は低い。
・ 完全に左右対称に発達したフンタン。
背 ・ 止めがしっかりとしている事が大切。
・ 凹みは良し、凸は不可。
・ 長手のつげぐしの様に滑らかな背が理想。
・ 背の高い魚は評価が低くなる。
胴 ・ しっかりと発達した幅広い骨格を持つ胴。
・ 鰓蓋の幅がそのまま胴幅となっている胴。
・ 形が完全に左右対称である胴。
・ 発達しすぎた胴は「つくり過ぎ」となり評価は低い。
尾筒・尾立ち ・ 胴から尾への特徴を生かす太い尾筒。
・ 長過ぎず短過ぎない尾筒。
・ 尾筒の終わりと同時に尾芯が始まっている魚。
・ 尾筒に対し90度の尾立ち。
尾皿 ・ 横に長く潰したハート型の尾皿。
・ 鱗の枚数が多い尾皿。
・ 面積の広い尾皿。
・ 尾張りを支えるだけの強度のある尾皿。
尾型 ・ しっかりとした親骨。
・ しなやかさのある尾先。
・ 前かがりのある尾肩。
・ 游いだ際はしなやか・止まると広がる尾。
鱗・体色 ・ 小さめで乱れずに並んだ鱗。
・ 鮮やかで光沢のある鱗。
・ 健康色を放つ濃い赤色の鱗。
・ 透明感のある白色の鱗。
舵 ・ 完全に左右対称である舵。
・ 2枚で平行に真っ直ぐ伸びた舵が理想。
・ 1枚でも可。(評価が下がる事もある。)
・ 0枚は不可。
泳ぎ ・ スムーズな泳ぎ出しをする。
・ スピード感のある泳ぎ。
・ 頭を振らずに流動的で軽やかな動作をする。
・ 尾先をつかった絶妙の裾捌き。